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幸せな俺たちの物語

第30章 *大好きな君に伝えたい…

和也「そうなんですか?」

翔「そんな感じがするんだ…」

和也「でも、俺から見たら全然そんな風には見えないですよ。」

翔「そうなの?」

和也「だって、翔さんの話をするとすごく嬉しそうに話ますからね。」

びっくり…

でも嬉しい…

「準備お願いします。」

スタッフさんに呼ばれて立ち上がろうとした瞬間、

翔「…!」

頭がクラっとしてしゃがみ込んだ。

和也「翔さん!大丈夫ですか⁉︎」

翔「大丈夫…」

でも迷惑掛けられない…

翔「ぅ…っ…」

俺はとうとう意識を失った。

誰かに運ばれてる気がする。

ニノかな…?

スタッフさんかな…?

なんかすごく温かい…

この感じ、知ってる…

「翔君…」

翔「ん…」

目を開けると、

智「翔君。大丈夫?」

翔「智…君?」

智「よかった〜。翔君、貧血で倒れたみたい。」

ところで、なんで智君が…?

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