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好きでもいいですか?

第4章 目覚めて……

それからしばらくして私は家に帰った

「ただいま」

「お帰りなさい」

そう返してきたのはお母さんだ。お父さんは仕事でいつもだいたい夜の10時ぐらいに帰ってくることがほとんどだ。だから、今日も遅いと思う

「そうそうきょうはお父さんいつもより早く帰ってくるって」

え?

「なんで?」

なんでなの?あんな人もう顔も見たくない
どうしてお母さんは離婚しないのだろう?いつも疑問に思う
だってあの人は・・・・

「ただいま」

チッもうかえってきた
攻めてあと1時間おそかったらにけれたのに

「「おかえりなさい」」

「なんだ今日帰ってきたのか、どうせ男のところにでも逃げたかと思ってたよ」

こんな最低なことを言うのは紛れもなく私の父親で、悔しくてたまらない・・・でも、逆らったら最後どうなるかわからない
だから、私もお母さんも反抗どころか口答えすらもできない

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