テキストサイズ

笑いの部屋

第23章 お笑い実戦例

実生活の中でお笑いを使った話(笑)

『おっぱっぴ~』

ボクは裸芸人が嫌い。女のコがやってくれるなら大歓迎だが、男のなんて見たくもない。早うしまえ。

ところが、電車の中で小島よしおをやることになった(笑)裸にはならなかったけど、当然だな(笑)

電車が満員になった頃に乗ってくる高校生のバカップルがいた。ふたりともブサイク。

人目もはばからず、愛撫をしたりキスをしたり、尻まで撫で回したりとやりたい放題。

ボクの隣に座っていたババアがいつも不機嫌そうにしているが、ある日ついにボクに何とか注意しなさいとキレた。キレる相手違うだろう。

周囲の乗客もボクに厳しい目を向ける。
だから、なんでボク・・

バカップルもなんだ文句あんのかって態度でボクを威嚇してくる始末。

この危機にボクは・・・

朝から人目もはばからずお猿さんみたいにイチャつくバカップル。それを見ていたババアが放っておけばいいのに怒っちゃった。ご無沙汰だから欲求不満なのかな・・

だけど、そんなの関係ない、そんなの関係ない、おっぱっぴ~

とやった。

たちまち大爆笑の渦になった。拍手まで。

ババアもバカップルも真っ赤になって逃げたそうだが、満員だから移動もできない。

目的駅に着くまで約20分、絶えずどこかから失笑が起こっていた(笑)笑いがやんでも、またどこかからくすくすと(笑)

バカップルもババアも二度とその車両に乗ってくることはなかった(笑)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ