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暮らしてみようか

第25章 やきもきしてみようか(翔)

翔「相葉君。俺は、えりかを守れなかった。
 えりかは男が嫌いになるかもしれない。

 それでも、俺はそばに居続ける。

 相葉君なら、どうする?」



雅「俺は、、、嫌われようとして、したことだから、、、


  
 でも、本当に嫌われたいわけじゃなかった。




 本当に、、


 だけど、やっぱり好きなんだ。

 それでも、あきらめなきゃいけない。


 そうしないといけない。


 だけど、だけど、、、」

翔「俺は、そばにいる。えりかが望む限り。
 だから、今回のことはそう簡単には許さないつもり。

 でも、相葉君も仲間だから。


 だから、、、っ」


パタパタ

翔「!!!」

雅「!!」


え「し、しょう?」


ひょこっと顔を出したのはえりかだった。


翔「えりか!!」

すぐにえりかのそばに行く翔。


え「翔、私ね、きゃっ」

えりかを抱きしめる翔

肩から翔の鼻をすする音が聞こえる


あ、そっかぁ、、、


こんなにも重たいものを翔は背負ってくれてたんだね。


え「翔…?ごめんね、、
 重たい、私の荷物持ってくれてありがと、、、」

私の荷物。

私と雅紀君の関係。
私のこれからの対人関係。
私の、、、翔との、、、生活。







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