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遠距離愛

第25章 遠距離愛

私は今、彼と遠距離恋愛をしていた時の親戚にお世話になっていた街で暮らしている。

猛くんとの思い出が辛かったのと、好奇の目にさらされたりと落ち着いた生活ができなかったからだ。

一から、やり直したい。
そんな気持ちが決断させたのかもしれない。


「ママ!またここにいる!」

未来…

「ママって本当にパパのこと好きだよね」

未来はどうして来たの?

「まぁ、私もパパに会いたかったしちょっと報告があったから…
ちょうどいいや。パパとママ一緒に聞いてくれるかな?」


娘の未来
今年で24歳になる。

まるで姉妹みたいね。そんなことを言われるほど、私によく似ている。

母親に似てると言われることは、未来も嫌ではないらしく、
そうなんです。と、嬉しそうに答える。

不安はあったけど、とても優しい子に育ってくれた。

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