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遠距離愛

第15章 すれ違う気持ち

仕事は慣れるまで大変だった。
覚えることは毎日あるし、不規則な勤務に体がなかなか慣れてくれない。
とても重労働なため、体が悲鳴を上げることもあった。

それでも、ここを終の住処として暮らしている家族の笑顔は疲れを癒してくれた。

そんな私を彼はやっぱり褒めたり、支えたりしてくれた。
本当に毎日が充実していた。

世間のお休みなど関係ないけど、交代でわずかながらの連休を取る。
建築関係の彼もまた同じ。

久しぶりに休みを合わせてゆっくり彼と会うことができるようになった。

普段はギューギューとまとめるだけの髪も、久しぶりに美容院に行きカットにトリートメント。
すぐに落とさなくちゃならないけど、ネイルも施してもらう。

久しぶりの地元
愛する人に会いに行く!

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