
俳句ほのぼの
第7章 窓辺にゆれる
六月の 窓辺にゆれる ジャズソング
季語:六月
すっかり日の長くなった初夏の夕暮れ
窓辺でコーヒーを飲んでいると、
ちょうどステレオからは、
エルビスプレスリーの
「Can’t Help Falling In Love
好きにならずにいられない」
が流れていました。
個人的に、この曲、大好きなんです。
ジャズ、と言い切っていいのか
分かりませんが…。
と、これについては、先生から特に
お直しはなかったのですが、
折しも、同じ俳句仲間の先輩が、
次のような句をお作りになっていて、
驚きました。
六月の 夕日沈まず ショパン聴く
季語:六月
正直、「やられた」と思いました。
私も、同じく初夏の夕刻の出来事を
詠みたかったのですが、
上手くまとまりきりませんでした。
「夕日沈まず」、
そんなふうに詠めるのかぁ、と思いました。
