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ナミダ

第3章 ホントの気持ち

《雅紀side》

にのとここまで口論したのは初めてだ。

にのがここまで真剣になるなんて...。

和「好きにきまってんじゃん!」

にのがやっと言ってくれた...。

雅「言ったね? じゃあ、翔ちゃんに言わなきゃ!」

言ってもらわなきゃ、俺がこまる...。

和「は? ムリにきまってんだろ?」
雅「ムリ...じゃない。 大丈夫。 翔ちゃんとまだにののコト好きだから。」

大丈夫だよ。にの...。

和「ふっふぇ。」
雅「えっ?泣いてんの?」

なんで...? 俺、泣かした?

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