センシティブ♥ボーイ
第1章 僕の秘密
「まさか、気付いてないとでも思った?
感じてたの、最初から分かってたんだけど」
「〜〜〜〜っ///」
そんなあっ
ばれてないと思ってたのに…
終わった。
僕の人生、終わった。
よりによってバレた相手が、鈴木くんだなんて。
優しいから保健室についてきてくれわけじゃないんだ…っ
僕が俯くと、鈴木くんは体育着の中にスルリと手をいれて、背中を撫で回した。
「ふぁあっん」
「良い声。お前、すげえ敏感なのな。
これでイッちゃうんだもんなあ」
「やめっ…て、んん…あっあっ」
ゾクゾクしてまたいきそうだ。
なんで、僕だけこんなに…っ
敏感な自分に泣きたくなる。
僕が身体を震わせていると、鈴木くんはいーこと思いついたと、また不適な笑みを浮かべた。
悪い予感しかしない。
快感に耐えながら彼の方を見つめると、彼はニンマリ笑って僕に言った。
「お前、今ここでシろ。」
「……え?」