センシティブ♥ボーイ
第8章 触って欲しい
「あぁぁっ」
イッたばかりで、奥がうねってるときにすぐ鈴木くんの指が奥まで入る。
またイキそうになって、腰がビクンと跳ねた。
「佐藤はココも好きだもんな」
そう言って、僕がビクンとなるところを擦り始める。
どんどん頭の中が白んできて、何も考えられなくなった。
鈴木くんが教えてくれたけど、僕が何も考えられなくなってしまうココは、前立腺って言うんだって。
官能小説を読んだとき、確かに書いてあったような気がする。
僕も勉強しなきゃと思って、近々圭ちゃん家に行って、またあの本を読んでみようと思った。
「ふぁぁああっ……ぁあそ、こ……イイ……っ」
「ふっ……いいんだ?じゃあもっと……」
「あっ……あぁぁああだめぇっ……そんなにし、たらっ」
「そんなにしたら?」
僕はただただ首を振って喘ぐことしかできない。
鈴木くんは僕の顔の方に身を乗り出して耳元に口を寄せると、色っぽいかすれた声で囁いた。
「……おかしくなっちゃう…?」