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センシティブ♥ボーイ

第4章 勉強したいんだけど

【崇史side】







「あ…あのさ…僕…勉強…したいんだけど…」

「ぁあ?!」



ひいいいいいいっ
や、やっぱり無理だ……っ




あれから、毎日のように鈴木くんと僕はエッチなことをしている。

放課後になると、僕のところに来て、行くぞ。と一言。
僕はそのあとをヘコヘコとついて行くのだ。



だけど、放課後のその時間は、いつも僕は勉強をしていた。
受験生だし、一日のノルマを決めて、参考書とその日に出ていた課題をこなす。

それが僕の放課後の時間だったのだ。


それが…

鈴木くんに僕の秘密が見つかってからというもの。


まっっっっっったく勉強ができていない!!!






今日の小テストは散々だった。
担任の山口先生には、体調が悪いのかと心配までされてしまった。


これはよくない。
受験の年だというのに、良くないことだ。

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