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俺の愛した女

第9章 彼女と過ごした時間

それからは、お互いの仕事のことや他愛のない話をしてお開きとなった。
別れ際に、またこうやってみんなで集まりたいね。
志織さんのその言葉に俺達は頷いた。

どこからどう見ても幸せそうな2組のカップルにしか見えなかった…

帰り道彼女は志織さんの話を始めた。
「志織さんてね?あの髪型とか服装って武装なんだって」
は?
「旦那さんに負けないための旦那さんが嫌う武装してるんだって」
その前によく職場で注意されないな。

「私も強くなりたい…」
彼女は星空を見つめてポツリと言った。

愛しいみなみ
俺がお前の盾になるよ…

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