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俺の愛した女

第14章 俺と旦那の対峙

世間的には、本当に許されないんだろう。

だけど世間が俺達を幸せにしてくれるわけでも、守ってくれるわけでもない。

俺にはあの冴木という男は、歪んだ愛で彼女を苦しめているようにしか思えない。

そんな奴の近くに彼女がいることは心配だったし、
もう離れている理由が見つからなかった。

屁理屈と言われてもいい。

彼女は、離婚を望んでいる。
俺は彼女と別れる気はないから慰謝料を払う。

それでいいんじゃないのか?

結婚て形を取らなくても、
俺は彼女と一緒にいられればそれでいいんだ。

誰に許してもらえなくてもいい。
彼女が同じ気持ちなのが最大の味方だ。

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