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俺の愛した女

第3章 彼女の事情

俺は思い切って彼女に提案をしてみた。

実のところ、俺達は同じ街には住んでいない。
少し離れたところに住んでいる。

だから、すぐに会うことはできなかったけど前から考えていた。

そうそう遠くにいるわけでもないし、幸い俺は時間の都合がつけやすい。


電話やメールでお互いの気持ちを育んできたけど、実際に会ってみたら気持ちがなかったなんてオチもあるかもしれない。
当然俺にはそんなオチはない。
俺は全力で彼女を愛してる。

だけど自信がないんだ。彼女が俺に会っても好きでいてくれるのか?

だから

会いたいと、提案をしてみた。


彼女は少し黙った後、私も会いたいってずっと思ってたと言った。

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