I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第3章 仕事と恋と。
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目が覚めるとコーヒーのいい香りがした。
リビングに行くと、課長がいつものようにキッチンに立っているのが見えた。
「起きたのか?」
「うん、おはよ」
「おはよ、身体…大丈夫か?」
「大丈夫だよ…///」
テーブルの上にトースト、サラダ、ハムエッグ
淹れたてのコーヒーを並べてくれた。
たまには私が朝食を作ってあげたいけど、
いつも課長が先に起きて作ってくれる。
「このドレッシング手作り?」
「おぅ、旨いだろ?」
「課長、天才っ!めっちゃ美味しい!」
「だろ?
“亜子の胃袋をつかめ作戦”は成功かな?」
「大成功だよ」
「……」
「課長?どうしたの?」
「いや……幸せな朝だなぁと思ってさ」
「どうしちゃったの?染々と……」
「俺も歳かな…」
「え?」
「亜子が喜んでくれることは、全部嬉しくて
一々感動しちまう」
課長……
「ほんとに俺、亜子が大好きなんだなぁ…」