I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第4章 突然の再会
課長と過ごす時間はあっという間に過ぎていった。
買い物や、ドライブもしたし
沢山、沢山愛してもらった。
課長に対しての気持ちが、少しずつ大きくなっていくのを
私は感じていた。
明日は朝から、課長は大事な仕事が入っている。
準備もあるからと早目に夕飯を済ませ、課長が帰り支度をしている時
私のスマホが鳴り響いた。
画面には“お母さん”の文字。
「お母さんからなんだけど、出ていい?」
「あぁ」
「もしも…」
“亜子っ?!
早く帰って来てっ!”
お母さんは泣きそうな声で凄く慌てている。
「お母さんっ、どうしたの?
何かあったの?」
「お父さんが、お父さんがっ……」
「お母さんっ、しっかりして!
大丈夫だから落ち着いて話して?」
お父さんが倒れて救急車で運ばれたのだった…。
----------------
-----------
------
「運転、気をつけろよ?」
「うん、大丈夫…」
「本当は一緒に行きたいんだけど……ごめんな」
「そんなの、気にしないで?」
「仕事のことは心配しなくていい…」
「…電話、するね…」
詳細は不明のまま
私は約8年振りに帰る、地元へと向かった。