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経済財政愚問放談 その1

第8章 国民全員が「勝ち組」には成れません

しかも、世の中には、収入が少なくても誰かがやらなければ成らない職業が沢山有ります

ごみ収集やコンビニの店員、ファミレスの店員やスーパーマーケットの店員等、収入が少なくても、誰かがやってくれなければ社会が成り立ちません

ましてや、この職種が好きでやってる方々も沢山いらっしゃる訳です

当然、一流企業の社員や一級公務員や企業経営者とは、格段の収入格差が発生します

前にも論じた通り、同じ職場でも収入格差はどうしても発生します

これ等民主主義や資本主義国において、国民間に発生する避けようの無い 格差問題を、最大限減らし是正するのが民主主義や資本主義国の政府の役割だと個人的に考えております

何の為に国民から収税して、再配分しているのか?

最近の政府のやり様は、全く逆方向に向かっている気がします

こん後論じたいですが、「消費税」はそもそも逆累進性が高く、貧困層程重税になる税政で、構造的にデフレを誘発しやすいのです

其所へ持ってきて、庶民の足で有る「軽自動車」に何と3000円も増税した挙げ句、12年経過した軽自動車には重課税し、12800円に増税すると言う酷さです

軽自動車税は地方税の為、反対する自治体がおらず、政治家も野党すらろくに反対しませんでした

生活に対する影響もさる事ながら、今年の軽自動車の売上が落ちる可能性が高いです

今まで馬鹿売れでしたのに・・・

しかも、メインで軽自動車に乗って居た方々がいきなり普通車に乗り換える訳が有りません

先日の医療制度改革と言い、本来政治家や官僚がやるべき格差是正を無視し、安易に増税や負担増を決めるのは、無責任も甚だしいと感じます

本来なら、適切な格差是正を行い 、国民の生活レベルを一定以上に維持し、内需拡大によって税収増を謀るのが、政府の役割だと個人的には思います

私はこの様な事を書いておりますが、共産主義者でも社会主義者でも有りませんので念の為

無論、民主党も共産党も社民党も維新の党も公明党も支持致しておりませんし、現在の自民党にも疑問を感じておりますが、ノンポリでは有りませんよ(汗)

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