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ひざカックン

第10章 キヅナ


かっくん!


突然、膝の力が抜けて、僕は転びそうになる。

「ひざカックン、大成功!」


えっ…!?


僕は驚いて振り返る。

そこにはあの日のままの彼女が立っていた。


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