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ひざカックン

第5章 蛞蝓


「…本当に覚えてる…?」

僕は彼女に囁き続ける。

彼女は思い当たっているはずだった。

「…今日、用意してあるよ?」

僕が言うと再び彼女の動きが止まった。


彼女の頭にはよぎっているに違いない。


…ナメクジ…?

と。

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