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道の先…

第14章 未来

合否の発表は2週間後。

わたしは2週間も、煩わしい生活を送らなければならなかった。

自分は落ちたと決めつけたわたしは周りには一般受験だと公表し、ただひたすらに勉強を始めた。

しかし、現実はそう上手くいくものではなく…

やはり心のどこかでは自分は受かったのではないかという、淡い期待があった。

そうすればやっぱり勉強には集中できなくなって…

1日の勉強時間はどんどん減っていった。

内田先生からは

”結果が出るまで落ち着かないだろうけど、受験科目を1日最低1時間はやろう!”

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