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満員電車ーそこは楽園?ー

第8章 ★思い出★




「先輩・・・」

いきなり男の雰囲気になった彰吾。

目つきが変わった。

「分かってるよ
返事でしょ?」

「先輩・・・」

少し不安そうに俯いた彰吾。

だけどすぐに私の方へとまっすぐ向いてきた。

「結果はどうであれ、白黒はっきりした方が先輩もいいですよね・・・

じゃあ、お願いします。」


私は胸が張り裂けそうなくらい、

言いにくいかった。

でもそれじゃ彰吾の為にならない。

だから・・・


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