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conqueror

第2章 玩具

彼は再び車を発進させて、ホテルへと向かった。

ホテルの部屋に入ると、ホッとした。

もう、我慢しなくても、大丈夫。

この部屋の中で起きることは、どんなことであったとしても、誰にも知られることはないのだから。

彼と二人きりの秘密。

この間と同じように、彼がソファに腰掛ける。

私は、彼のそばに近付いた。

彼の股間は大きく膨らんでいて、彼もまた興奮しているのだとわかった。

そのことが、とても嬉しい。

私が彼を見たのに、彼も気付いて私を見た。

「エリナはやっぱり、エロい女だ。目つきまで、行儀が悪い。」

喜んでいた自分が、とても恥ずかしくなって、消え入りたい思いだった。

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