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conqueror

第4章 深奥

あぁ。

彼が私の中を満たしている。

熱い。

溶けてしまいそう。

私の奥の一番気持ちいいところに、彼がいる。

幸せな快感。

どこまでも、広がっていく。

このまま、ずっと、彼を感じていたい。

体がガクガク震えて、逝きそうになる。

でも、もっと、ずっと、感じていたい。

少しずつ、ゆっくりと、腰を動かす。

ダメ。

「逝きそう。あぁ、逝ってもいいですか?あぁ、ダメ。」

お願いし終える前に、逝ってしまった。

「エリナは本当にダメな子だ。ほら、おりて。お尻をこっちに向けるんだ。」

彼の言う通りにする。

離れ難い気持ちを抑えて。

彼がお尻を平手打ちする。

「ちゃんと言うことを、聞けるようにならないとね。」

2回、3回、彼がお尻を叩く。

その度に、ごめんなさいと、謝り続けた。

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