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「それだけ濡れていたら、大丈夫だね。人差し指か中指にゴムをつけて。」

箱から一つ取り出して人差し指に着けた。

「その指をマンコで濡らしてから、アナルに入れて。」

彼が言った通りにする。

指を伸ばして、ゆっくり入れてみる。

緊張しているせいか、指が入らない。

フーッと長く息を吐いて、力を抜く。

ヌルッとして、少し指が入った。

第一関節くらいだろうか。

なんだか変な感じがした。

痛くはなかったけれど、気持ち悪い感じがして、すぐに指が抜けてしまった。

「指の根元まで、一気に入れないと。入れたら、出さないように、力を抜いて、中で指を動かして。」

もう一度、息を吐いて、押し込んでみた。

やっぱり、なんか変な感じがした。