初恋2
第3章 新たな住民
「冬…ごめんな…いつも……まじ、ごめん。」
秋はクマが出来てて…とても寝ていないように見える。
でも、それでも冬のことは想ってるようで
「いいって。秋が大変なの知ってるから。」
冬はなんとなくだけど泣きそうだった。
「今さっきの嬉しかった…ごめん…寂しい思いさせてごめん」
「……寂しくなんか…ない…もん…」
僕だって一週間会えないだけであんなに泣いてたのに
寂しくないわけない。
「明日休みだし…どっか行く?」
秋は気を使ってるようで。
でも、冬は
「じゃ、明日…一日中……家でイチャイチャしたい。」
なんて…
「夏。帰ろっか?この猫ちゃん連れて。」
「そーだね。んじゃ、また、今度なぁ!イチャイチャ永遠にしとけ!」
大分落ち着いたところで僕達は帰ることにした。