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初恋2

第1章 アメリカ滞在中。



わりと家はきちんとしていた。


母親は帰って行った。



「莢さん。お茶入れようか?」

「あ、ありがとう。」


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「春くんは向こうに恋人いるんでしょ?」

「あー。知ってたの?」


なんで?



「篤から聞いてた。」


さぁ、皆さん、覚えているでしょうか?

あの夏のこと。



僕が手首を切ったあの日。

いとこの永野 篤(アツシ)が来ていたことを。




「あっくんが?」


「わたしね、篤と付き合ってるの。」




え?





(°Д°≡°Д°)えぇ!!?




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