初恋2
第9章 秋と冬 編
秋は春にぃと同い年らしく
まぁ、僕達とは違う学校に行ってるみたい。
「冬は、どうしてここに?」
「…親の都合で。」
いろいろあるしなぁ。
お互いに質問し合ってると
あっという間に日が暮れていた。
やばっ!春にぃもう流石に帰ってる!
「秋、またね!」
「あぁ、うちに遊びに来るといい。
いつでもおいで。」
「うん!じゃあ、明日行く!」
「おう!待ってる。」
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「もぉおおお!!冬!!どこ行ってたの!?」
あ、春にぃが怒ってる。
「隣の人と散歩いってたの。」
「はあぁ!?知らない人には着いてかない!
これ、絶対!」
「挨拶した人だよぉ!!明日は家に遊びに行くから!」
「…仲良くなったの?」
「…うん。すっごくいい人だったよ。」
「そう…なら、いいけどさ。
これ、こっちの学校の制服。
明後日から登校だからね。」