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秘☆め☆ご☆と♪

第2章 琴子の気持ち

姫芽……お願い。


それ以上可愛くならないで……襲ってしまいそうで怖い。



勢いまかせで姫芽を抱いてしまったら。



今までみたいにそばにいられなくなるかもしれない……。



それだけは嫌だ。

なんとしても耐えなくては!


ただ今は、姫芽が抱き着いてくれたことだけでも、素直に喜ぼう。



感謝しよう。


でないと……平常心を保てそうにないから……。




私の恋が、叶う日は来るのだろうか?


それとも、このまま胸の中に秘めておくべきだろうか?



そんなことを今日も悩むのであった。

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