無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ある日、わけのわからん男がこんな事を言いました。

お前が使ってる口紅はいくらよ？

え？口紅って４０００円もするの？
口紅なんてどれも一緒じゃないの？
それなら安いほうが良くない？

あーこの人はモテないだろうなーと
女心が全く分からない人なんだろうなー
と思ったあこちゃんです。

そこで、だ。
口紅がどれも一緒と言う君に分かりやすい例えをしよう。

君がいったことはね、
女なんて誰でもよくない？
性別が女であれば一緒でしょ？

と言っているようなもんなんだよ。

今や１００円で口紅か手に入る時代です。
（すぐにベッドインに持っていける女もいるな）

でも実際１回使ってみたら自分の肌には
色が合わないし、なんだか唇がカサカサに…
１００円だし、捨てちゃおう。なんて事も…

（ベッドインしたはいいけど、あんま可愛くねーし
彼女面し始める前に切っちゃおう。）

雑誌で一目惚れした某ブランドの口紅
発売日初日にデパートに買いにいって
美容部員さんにちやほやされて購入。
帰宅後、塗ってみるといまいちしっくり
こないけどパッケージは激可愛いし、
流行の色だから試行錯誤して使い続ける事に。
だけどやっぱり唇が荒れるので徐々に使用頻度は
落ちていく…

（合コンで出会って一目惚れした激可愛い彼女。一生懸命アプローチした結果、晴れて付き合う事に。がしかし、付き合っていくうちに彼女のわがままでぼろぼろになり、会うのが憂鬱になり、自然消滅）

結局毎日使うのは唇も荒れない、
どんなメイクにもしっくりくる、
自分の定番の口紅。

（激可愛いわけではないけど、性格がとてもあう女が隣にいて一番しっくりくるんだよな）