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サバイバルヘルパー

第15章 その後……

 しかし、ペットボトルを流して正解だったのだろうか?


 釣り人が拾って、警察に持っていってくれたらしいが、それがなかったら、二人は静かにあの島で暮らしていたのかもしれない。


 でも、すべて解放されたような顔をしてたからな。結果的には、それが良かったのかな。



 まあ、それ以上のことは、詳しい話はきていない。


 でも、なにかの縁で、また会えるとしたなら、本当のヘルパーとして、二人の世話をしてあげたい。


 一宿二飯のお礼が出来なかったからな。


 できたら、迎えにいってやりたいほどだ。



 人生、本当にいろんなことあるなと思った。



 人生こそが、真のサバイバルかもしれない。



 そして俺が、本当の意味でのサバイバルヘルパーだ……なんてね!!




 では、これで、相羽俊輔の冒険話はおしまい。


 また、どこかで会いましょう。




 完




 あ、後、少しだけあるよ。



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