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sugar-holic

第8章 思い出した!!

今日は女子会だ。

集まるメンバーは、遥ちゃん、千秋ちゃん、比呂子さん、美帆ちゃん、優菜ちゃん、それに私。

営業部の女子で食事会しようって事なんだけど、3人都合悪かったんだよね。

「皆が集まれると良かったのにね」

私の言葉に、千秋ちゃんが

「あ、無理無理。全員なんか揃わないから」

「何で!?…仲悪いの?」

「そうじゃなくて、里枝さんは子供小さいから飲み会来ないし、瑠奈ちゃんは女子会より合コン派だし」

「香緒里は夜バイトしてるしね」

比呂子さんが千秋ちゃんに続けて言った。

「あ、まだ続けてるんだ。『夏蓮』?」

「そこはもう辞めて、いまは『re.born』」

「あ~、信太郎のとこか」

比呂子さんと千秋ちゃんで通じあうみたいで、あとの四人は分からない顔をしていた。

「ごめん、オーナーが同級生の親なんだ」

「あ、それで」

「うちの会社、バイトOKだし、やってる子は多いよね」

「香緒里、シングルマザーで、息子高校生だからさ、稼げるうちに稼ぐんだって」

「大変ですね~」

優菜ちゃんがため息をついて言った。

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