
アクセサリー
第1章 プロローグ
「聡一郎!あんたなんでいんのよ!」
リビングのL字ソファーに
金色の長い髪をした男が
シャンパングラスを片手に
優雅に横たわっていた。
「んまっ!全裸!ってあんた…聡一郎って呼ぶなって言ってんだろーが、あぁ?」
男の顔はヒクついていた。
あっやばい。聡一郎って
呼ぶと怒るの忘れてた。
「そ、そうちゃん。なんでいんのよ。」
「なんでって約束したじゃない。いつものバーで飲もうねって」
「バーで待っててよ。」
七海は力の抜けた小さな声で言った。
「それより、あんた。風呂場で身体洗いながらクネクネすんのやめなさいよ。それと二の腕ダボついてるわよ」
聡一郎は吹き出して、腹を抱えて笑った。
唯一の親友だと思ってるけど、
だからこそ、たまーに
腹の底からむかつく
そこに聡一郎が畳み掛ける。
「あんたいつまで裸でいんのよ?叶姉妹にでも弟子入りすんの?」
ぷっちん。
「あのねー、こんな時間に勝手に人の家上がり込んで、バスシーン覗いて、挙げ句の果てに貰い物のシャンパ開けて…ってあんた!私のバスローブ着ないでよ!」
「あーやだやだ。文句が多い女はモテないわよ。それにあんたに今治製最高級バスローブなんて勿体無いわよ」
「さっきからあんた、あんたって、あんたじゃないよ。な、な、み、って名前忘れちゃった?遊び呆けて脳ミソ溶けた?この金髪ロン毛ヤロー」
数秒二人は視線を飛ばしあった。
ふふ、あははは、あはははは
2人は笑い合っていた。
「ななみ、言うようになったじゃない。早く服着なさいよ」
「おかげさまで。口の悪いおネェに鍛えられてるからね」
「おネェじゃないわよ、妖精よ!」
聡一郎が言い終わる前に
七海はバスルームに向かって
バスローブを羽織っていた。
妖精が高級バスローブ着て
シャンパン飲むかっつーの。
しかも色黒、金髪ロン毛。
ぷふっウケる♪
七海はにこやかに
リビングルームに戻った。
リビングのL字ソファーに
金色の長い髪をした男が
シャンパングラスを片手に
優雅に横たわっていた。
「んまっ!全裸!ってあんた…聡一郎って呼ぶなって言ってんだろーが、あぁ?」
男の顔はヒクついていた。
あっやばい。聡一郎って
呼ぶと怒るの忘れてた。
「そ、そうちゃん。なんでいんのよ。」
「なんでって約束したじゃない。いつものバーで飲もうねって」
「バーで待っててよ。」
七海は力の抜けた小さな声で言った。
「それより、あんた。風呂場で身体洗いながらクネクネすんのやめなさいよ。それと二の腕ダボついてるわよ」
聡一郎は吹き出して、腹を抱えて笑った。
唯一の親友だと思ってるけど、
だからこそ、たまーに
腹の底からむかつく
そこに聡一郎が畳み掛ける。
「あんたいつまで裸でいんのよ?叶姉妹にでも弟子入りすんの?」
ぷっちん。
「あのねー、こんな時間に勝手に人の家上がり込んで、バスシーン覗いて、挙げ句の果てに貰い物のシャンパ開けて…ってあんた!私のバスローブ着ないでよ!」
「あーやだやだ。文句が多い女はモテないわよ。それにあんたに今治製最高級バスローブなんて勿体無いわよ」
「さっきからあんた、あんたって、あんたじゃないよ。な、な、み、って名前忘れちゃった?遊び呆けて脳ミソ溶けた?この金髪ロン毛ヤロー」
数秒二人は視線を飛ばしあった。
ふふ、あははは、あはははは
2人は笑い合っていた。
「ななみ、言うようになったじゃない。早く服着なさいよ」
「おかげさまで。口の悪いおネェに鍛えられてるからね」
「おネェじゃないわよ、妖精よ!」
聡一郎が言い終わる前に
七海はバスルームに向かって
バスローブを羽織っていた。
妖精が高級バスローブ着て
シャンパン飲むかっつーの。
しかも色黒、金髪ロン毛。
ぷふっウケる♪
七海はにこやかに
リビングルームに戻った。
