
硝子のルージュ
第4章 #4 レイナとの関係~出会い~
初出勤当日――。
授業を終えた穂積は大急ぎで繁華街へ向かっていた。
わずか後ろに千種が必死になってついて来ていた。
「も…用宗…待ってくれって…」
「柏森、講義の最中呑気に寝てるからだろ。仕事は19時からって聞いてなかったのか」
確かに体験入店の終わりに勤務は19時からで終わりは深夜0時。
送りはあるらしい。
店に着くと店長とマネージャーがギリギリですねと笑う。
二人は急いで着替えを済ませて朝礼に参加した。
マネージャーが穂積と千種を源氏名で紹介した後、出勤率、勤務態度が悪いホストが数人いると告げた。
「今後、出勤率ならびに勤務態度が悪いホストはクビも頭に入れておくように」
語尾を強めて仕事の準備をするようにした。
授業を終えた穂積は大急ぎで繁華街へ向かっていた。
わずか後ろに千種が必死になってついて来ていた。
「も…用宗…待ってくれって…」
「柏森、講義の最中呑気に寝てるからだろ。仕事は19時からって聞いてなかったのか」
確かに体験入店の終わりに勤務は19時からで終わりは深夜0時。
送りはあるらしい。
店に着くと店長とマネージャーがギリギリですねと笑う。
二人は急いで着替えを済ませて朝礼に参加した。
マネージャーが穂積と千種を源氏名で紹介した後、出勤率、勤務態度が悪いホストが数人いると告げた。
「今後、出勤率ならびに勤務態度が悪いホストはクビも頭に入れておくように」
語尾を強めて仕事の準備をするようにした。
