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ニノside


・・・俺にしては、頑張った。

『このままでいて？』、なんて。

いつもの俺なら絶対言えないセリフ。

相葉さんがいつまでも返事してくれないから、つい顔を背けてしまった。

我ながら、・・恥ずかしすぎる。

絶対、顔赤いわ。


お願いだから、相葉さん何か言ってよ。


雅「じゃあ、こうしてあげる」

声が聞こえたと思ったら、彼は立ち上がって俺の顔をのぞきこんだ。

相葉さんの整った顔がドアップに写った。

・・・顔、近いよっ。

そのまま彼の手が、俺の頬をなでた。

和「ちょっ、待っ・・・！」

思わず目をギュッと閉じてしまっていた。