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狸小噺

第1章 海水浴場に行くには

暑いのと、人混みと、日焼けが大嫌いだから、泳ぐのは室内プールばかりで、20年ぶりぐらいに海水浴場に行った。
水着の姉ちゃんはもちろん、青い海と白い砂浜の美しさに感動したよ。

それにしても混んでるな。車大渋滞。しかも駐車場高ぇ~。千円は当たり前、二千円なんてとこもありやがる。

ボクは一時間かけてウォーキングで行ったんだよ。
ちょっと暑いけど、海水浴場に行くにはウォーキングとかバスがいいね。ビールが超美味だし。

喉が渇いた分、歩いた後のビールは超美味だし、青い海と白い砂浜と水着の姉ちゃんを見ながら飲むのは格別だ。

そして、もし近くにコンビニやスーパーがあるなら飲み物や食べ物はそこで買うべし。
海の家なんかで買うととんでもなく高いからな。

これは祭とかでもいえるけど、近くにコンビニやスーパーがない時は屋台とか出店をくまなく見よう。
基本は高いけど、中にはお値打ちの店があるから。
つまみは高いけど、生ビール300円とか、生ビールは600円もするけど、フランクとかポテトなら100円とか200円とか。
これを覚えて安いとこで酒やつまみを買う。歩き回る労力なんて惜しんじゃいかん。

今日はコンビニで買ったからビールのロング缶2本とフルーツで700円くらいで済んだ。

暑い中歩いたりしていると食欲なんてないよね。
そんな時はビールとフルーツが最高。体は水分わ求めているんだね。ビールと合うフルーツはやはりスイカ、メロン、リンゴってとこかな。

水着の姉ちゃんを見たらナンパしたくなるのが人情だけど、焦っちゃいけないよ。
カレシがいるかどうかをじっくり見極めよう。うっかりカレシ持ちなんてナンパして不要なトラブルは避けたいからね。
女のコだけで2~3人でいるのが、女のコだけの確率が高いが、集団デートの可能性もあるので慎重に。

そしてフラれたら即撤退すること。しつこいナンパほど見苦しく不愉快なものはないからね。引き際の美学を知ろう。

せっかくの海だ、目の保養をして、ナンパもして、美味しくビールも飲んで、楽しくいこう。

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