テキストサイズ

◇afterword◇あとがき集

第8章 ハプニングバーの恋人(責められたいの)

①佑樹さんの愛の無さはいまさらどうにもできないけど……あれだけ身体を重ねて、一途な愛情を捧げられて……少しも心動かされないなんてイヤ!実際は世の中そんなこともあるけど^^;……やっぱり少しは心傷んでくれる佑樹さんであって欲しいと思いました。

②茉実が佑樹さん以外の人に心変わりするなんて考えられないし、考えたくない……そう思いましたが、当初から恋に恋する部分を出して描いている女性でした。初めは佑樹さんのルックスに惹かれて恋に堕ちた茉実。女性特有の独占欲と、生まれ持ったM気質で自分でもわからない境地に堕ちていく茉実。それは一部のタイプの女性が陥りがちな罠だとも思えました。茉実は愛が欲しかった。愛をくれる人が欲しかった。愛に縛られる女の性(サガ)。そんなところからやっとラストに向けて考えられるようになっていきました。

③聖也はすごくいい子なんです。しかも佑樹さんに負けないくらいのイケメンです!もっとちゃんと途中も描いてあげればよかった……。完璧な佑樹さんに完璧に心酔していた茉実。その2人のセックスを目の当たりにして……嫉妬に縛られて生きていく……可哀想な役回りですが、それも愛だってそんな風に思ってラストまで書いていきました。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ