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彼氏いない歴20年、妊娠3か月。

第5章 妊娠

「水田さん!」


走ってくる、男の子。サークルの高坂くんだ。


「こないだはどーも!今日はサークルこないの?」


「はい、今日はちょっと・・・」


「どうかした?あ、飲み会かぁ、体調大丈夫?」


「いや、それは大丈夫なんですけど・・・」


「そういえばさ、帰る方向一緒だってことで水田さん松永に抱えられて帰ったみたいだけど、記憶ある?大丈夫だった?」


「松永さんが?」


「うん、その後あいつから連絡ないんだよな、珍しいな」


「なんででしょうね・・・」

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