テキストサイズ

彼氏いない歴20年、妊娠3か月。

第5章 妊娠

キッチンから、ヒューという音がし始めた。


「あっ、お湯沸かしっぱなし!」


お母さんはパタパタとスリッパの音を響かせてキッチンに消えていった。


ほっと胸をなでおろす。


私は急ぎ足で2階の自分の部屋へ登っていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ