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サカっちゃうよね

第8章 駐車場で…

お店を出てからしばらくすると、クネクネしたカーブが多い道になり、山道になった


ちょっと怖くなった私は先輩に聞いた


「…先輩…ココどこですか?」


「ん?大丈夫大丈夫!安心して!…きっと気に入るから」


そう言った先輩の顔は、本当の笑顔だったから、私も心配するのはやめた



そのクネクネ道をしばらく走ると、いきなりひらけた所に着いた


そこは山の上の広い駐車場だった



ふと時計を見ると、時間は23時過ぎ


そこには先に2台の車が停まっていた



「ココ、夜景キレイなんだよ…降りるよ!」


言われるまま車から降りた私


先輩はさっき買ったコンビニ袋を持って、私の手を取って歩く


「手、大丈夫ですっ!」


と言う私に


「少しくだるから、道悪くて危ないからだよ」


と笑顔で言った









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