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サカっちゃうよね

第8章 駐車場で…

ベンチに座って、今度は夜景に乾杯をした



「気に入ってくれた?」


「はい!」


「…元気出た?」


『本当は心配してくれてたのかな…』


「…うん!…ありがとうございます!」




それからまた、他愛もない会話をし、お酒も進んだ頃ー


まだ冬真っ只中のこの時期は寒く、車に戻る事になった



階段を登る途中、酔っ払った私は踏み外して転びそうになったが、先輩が手を引っ張り、転ばないように軽く肩を抱いた


駐車場に着くと、最初にいた2台はもう居なくなっていた







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