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もう周りなんて気にしてなかった




気にしてなんていられないー







ーブロロロ






『……？』




「…やべ…親帰ってきちった…」


「…え！？ヤバイよっ！…やめ、やめようっ！」




慌てて服を持つと



ーグイ！



手を引っ張られたー




「…え？由之くん？？」


「…やめるなんて出来ません…ココなら来ませんから」




ーガチャ




そこは業務用冷蔵庫と常温保存の食料の保存庫だった




確かにココは料理前にしか用はない




しかし、保存庫の隣がキッチンで、その隣は居間だ



しかも、保存庫の横は客間に通じる階段がある




「…こ、ココ？バレちゃうよっ」


「俺の部屋じゃバレるし…ココしか無いです…ダメですか？」



そう言ってまた理性を砕くキスをするー