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サカっちゃうよね

第26章 陸橋の下、線路沿いで…

7時半過ぎ



辺りはもう暗くなってきた




また恵美子さんの携帯が鳴る





ーリリリリリリリン



今度は電話のようだ




「…あ!……もしもし?……うん、そう…そこを真っ直ぐ行って………」




井上くんか田辺さんが最寄り駅に着いたのだろう、道案内をしている




「……うん、待ってるね〜!」





「井上か?」



瀬田さんが問いかける



「うん、井上くんと田辺さん!偶然電車が一緒だったみたい。迷わなければ、もうすぐ着くよ!」




『……田辺さん…普通に接してくれるよね…』






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