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橙の傷

第5章 爆発

お兄ちゃんはなにも言わない。

そのままお兄ちゃんは服を身に付けることも、体を拭くこともしないで脱衣所を出た。

とん…とん…とん…

階段を上りきると、器用に自分の部屋のドアを開けた。

「お…にいちゃ…んん!」

また、激しく唇を求められる。

そのままゆっくりとヘッドの上に体を落とされる。

「ゃんっ、…ぁっ…」

手がまた、耳を擦り出して、変な気持ちになる。

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