君と僕の見ている風景
第11章 復帰
「ほーら、太陽終わったぞー」
太陽「きゃっきゃっ♪」
おむつを変え、太陽を抱っこすると嬉しそうに笑った。
そのまま寝室であやしていると風呂から上がった翔が寝室に入って来る。
翔「潤ありがと」
「お帰り」
微笑み合い、俺達はベッドに腰掛けた。
翔「………」
「………」
静かな寝室。
多分…翔も俺も同じ事を考えてる。
にの…。
あらかた話は聞いてたけど…トラウマになる位だったなんて…余程大変だったのだろう。
にののお母さんがにのとお姉さんを連れて出て行く時も…お父さんが反対して大変だったと…さっき初めて知った。
話が終った後は、『空気を悪くしてごめん』って謝って明るく振る舞ってくれた。
話を振ったのは俺なのに…。
翔「どうしたら…いいのかな」
隣で翔がぽつりと呟く。
「ん?」
翔「何か出来る事…あるのかな」
「うん…」
翔「俺の思い違いなのかな。2人は心から愛し合ってて…きっといつかは結婚するって思ってたのに…」
「俺も…思ってた」
翔「余計なお世話…だったのかな…」
翔がしょんぼりしながらうつ向いた。
「翔…そんな事ない」
俺は太陽を抱っこしたまま翔を抱き寄せた。
「今日りーだーと話したんだけどさ…言ってたんだ。「かずにプロポーズする」って」
翔「え!?」
「にのとなら結婚したいって思ったって…だから余計なお世話じゃないよ」
翔「智くん…そっか…よかった…」
俺の腕の中で翔は嬉しそうに笑った。
「にのもさ…辛い過去のせいで臆病になってるんじゃないかな。結婚して…そのせいで壊れたらどうしようって。それなら今の関係壊さない方がって…。だから…背中押してあげる事は出来るよ俺達」
翔「うん」
「にのとりーだーもきっと結婚するよ。そして可愛い赤ちゃん産んでさ。俺達みたいに」
翔「そうだね」
2人で太陽を抱きながら、俺達は、大切な仲間の幸せを強く願った。
太陽「きゃっきゃっ♪」
おむつを変え、太陽を抱っこすると嬉しそうに笑った。
そのまま寝室であやしていると風呂から上がった翔が寝室に入って来る。
翔「潤ありがと」
「お帰り」
微笑み合い、俺達はベッドに腰掛けた。
翔「………」
「………」
静かな寝室。
多分…翔も俺も同じ事を考えてる。
にの…。
あらかた話は聞いてたけど…トラウマになる位だったなんて…余程大変だったのだろう。
にののお母さんがにのとお姉さんを連れて出て行く時も…お父さんが反対して大変だったと…さっき初めて知った。
話が終った後は、『空気を悪くしてごめん』って謝って明るく振る舞ってくれた。
話を振ったのは俺なのに…。
翔「どうしたら…いいのかな」
隣で翔がぽつりと呟く。
「ん?」
翔「何か出来る事…あるのかな」
「うん…」
翔「俺の思い違いなのかな。2人は心から愛し合ってて…きっといつかは結婚するって思ってたのに…」
「俺も…思ってた」
翔「余計なお世話…だったのかな…」
翔がしょんぼりしながらうつ向いた。
「翔…そんな事ない」
俺は太陽を抱っこしたまま翔を抱き寄せた。
「今日りーだーと話したんだけどさ…言ってたんだ。「かずにプロポーズする」って」
翔「え!?」
「にのとなら結婚したいって思ったって…だから余計なお世話じゃないよ」
翔「智くん…そっか…よかった…」
俺の腕の中で翔は嬉しそうに笑った。
「にのもさ…辛い過去のせいで臆病になってるんじゃないかな。結婚して…そのせいで壊れたらどうしようって。それなら今の関係壊さない方がって…。だから…背中押してあげる事は出来るよ俺達」
翔「うん」
「にのとりーだーもきっと結婚するよ。そして可愛い赤ちゃん産んでさ。俺達みたいに」
翔「そうだね」
2人で太陽を抱きながら、俺達は、大切な仲間の幸せを強く願った。