君と僕の見ている風景
第18章 愛情と愛憎
ー潤sideー
「お帰り。お疲れ様」
翔「ただいま潤」
玄関で翔を抱き締めちゅっとキスをする。
翔「ご飯作ってくれたの?」
「うん、雑炊作ったよ」
翔「わぁい♪」
目を輝かせる翔に顔が緩む。
「お風呂入っておいで?温めとくから」
翔「うん」
翔がバスルームへと向かい、俺はキッチンに戻り、雑炊を温めた。
温めた雑炊をお椀によそいテーブルに並べてるとタオルで頭を拭きながら翔がキッチンへとやって来た。
翔「いい匂い」
「野菜メインにして鶏肉と溶き卵で作ってみました」
翔「やっぱり料理は潤に勝てないね」
「簡単だから。どうぞ」
翔「ありがとう。いただきます」
椅子に座り、雑炊を口に運ぶ
翔「はふっ…んー!おいひー!」
「よかった」
翔「ん…幸せ」
可愛い笑顔で翔は雑炊をぺろりと平らげた。
「おかわりいる?」
翔「んー…今の半分もらおうかな」
「オッケー」
俺はお椀にまた雑炊をよそう。
その背中に翔が話し掛けた。
翔「今日さ、さっき携帯見たら凄い量の着信とメールがきてたんだよね…気持ち悪くない?」
「え?誰から?」
翔「それがさ…非通知着信だしメールは空メールなんだよね。全部」
「………どういう事?」
よそったお椀を翔に渡しながら俺は顔をしかめた。
翔「分かんないんだよ…」
「ちょっと携帯見せて?」
翔「うん」
翔が携帯を開いて俺に見せる 。
「………」
確かに翔の言うとおり、十数件の非通知着信と空メールはその不気味さを物語っている。
「確かに気持ち悪いな…」
翔「うん…」
「………心当たりは…ないよな」
翔「うん…」
「マネージャーに話して今度ジュリーさんに話してみる?」
翔「でも…間違いかもしれないし…」
「間違いじゃないだろ?明らかにおかしいよ。しかもこれ全部…『ZERO』の放送してる時間帯じゃんか」
翔「え?あ、本当だ…」
雑炊を頬張りながら翔は驚いた顔をした。
「こういうのがエスカレートしていくんだからさ。気を付けないと」
翔「うん…そうだね」
コクリと頷く翔。
この時俺の腹の中で…何かざわざわした物が込み上げてきた
「お帰り。お疲れ様」
翔「ただいま潤」
玄関で翔を抱き締めちゅっとキスをする。
翔「ご飯作ってくれたの?」
「うん、雑炊作ったよ」
翔「わぁい♪」
目を輝かせる翔に顔が緩む。
「お風呂入っておいで?温めとくから」
翔「うん」
翔がバスルームへと向かい、俺はキッチンに戻り、雑炊を温めた。
温めた雑炊をお椀によそいテーブルに並べてるとタオルで頭を拭きながら翔がキッチンへとやって来た。
翔「いい匂い」
「野菜メインにして鶏肉と溶き卵で作ってみました」
翔「やっぱり料理は潤に勝てないね」
「簡単だから。どうぞ」
翔「ありがとう。いただきます」
椅子に座り、雑炊を口に運ぶ
翔「はふっ…んー!おいひー!」
「よかった」
翔「ん…幸せ」
可愛い笑顔で翔は雑炊をぺろりと平らげた。
「おかわりいる?」
翔「んー…今の半分もらおうかな」
「オッケー」
俺はお椀にまた雑炊をよそう。
その背中に翔が話し掛けた。
翔「今日さ、さっき携帯見たら凄い量の着信とメールがきてたんだよね…気持ち悪くない?」
「え?誰から?」
翔「それがさ…非通知着信だしメールは空メールなんだよね。全部」
「………どういう事?」
よそったお椀を翔に渡しながら俺は顔をしかめた。
翔「分かんないんだよ…」
「ちょっと携帯見せて?」
翔「うん」
翔が携帯を開いて俺に見せる 。
「………」
確かに翔の言うとおり、十数件の非通知着信と空メールはその不気味さを物語っている。
「確かに気持ち悪いな…」
翔「うん…」
「………心当たりは…ないよな」
翔「うん…」
「マネージャーに話して今度ジュリーさんに話してみる?」
翔「でも…間違いかもしれないし…」
「間違いじゃないだろ?明らかにおかしいよ。しかもこれ全部…『ZERO』の放送してる時間帯じゃんか」
翔「え?あ、本当だ…」
雑炊を頬張りながら翔は驚いた顔をした。
「こういうのがエスカレートしていくんだからさ。気を付けないと」
翔「うん…そうだね」
コクリと頷く翔。
この時俺の腹の中で…何かざわざわした物が込み上げてきた