君と僕の見ている風景
第20章 Scream
部屋に入った瞬間、俺は一瞬凍り付いてしまった。
血塗れのベッドの上、大男が翔を…抱いていた。
男は行為に夢中だからか、俺達には全く気付いていなかった。
翔は…意識が無くぐったりと、ただ男に揺さぶられている。
佐伯「あぁっ…出るっっ…!!」
男の動きが止まり、ビクビクと身体を痙攣させた。
「お…まえ…!」
翔と繋がったままゆっくりとそいつが振り返る。
「ふざけんなぁっ!!」
俺はそいつに殴りかかった。
佐伯「松本潤っ…!」
「翔から離れろっっ!」
俺はそいつを無理矢理ベッドから引き離す。
相葉くんが翔を守る様に抱き締めた。
佐伯「離せ!俺の翔っ…!」
俺の腕の中で男が暴れる。
「ぐっ…!」
その巨体との力の差は歴然で、男は俺から離れ、馬乗りにされた。
「げほっ…!」
佐伯「よくも俺の翔を…松本潤!殺してやる!殺す!」
首にぐいぐいと体重が掛かる。
一瞬俺の意識が薄れた。
智「松潤!」
りーだーの声がする…そう思った瞬間、俺にかかっていた体重がふっと軽くなる。
一気に俺の中に空気が入って来た。
「げほげほっ…」
首を押さえながら起き上がると…隣で男は完全に伸びていた。
智「松潤大丈夫か?」
「げほっ…りーだー…?」
智「大丈夫。暫く起きないから」
手を伸ばし、りーだーが俺を起こしてくれた。
雅紀「………」
相葉くんは…驚いた様に口を開けたままこちらを見ていた。
何が起きたんだ今…。
でも相葉くんの腕の中に居る翔が目に入った時、直ぐに現実に引き戻される。
「翔…!」
翔「………」
雅紀「早く警察…救急車呼ばなきゃ」
息はしてるものの…傷だらけの足…そして秘部からの出血と…あの男が出したものがシーツに滲み出て翔は悲惨な状態だった。
「翔…ごめんな…ごめん…」
小さくなったその翔の身体を抱き締めながら…俺は何度も呟いた。
血塗れのベッドの上、大男が翔を…抱いていた。
男は行為に夢中だからか、俺達には全く気付いていなかった。
翔は…意識が無くぐったりと、ただ男に揺さぶられている。
佐伯「あぁっ…出るっっ…!!」
男の動きが止まり、ビクビクと身体を痙攣させた。
「お…まえ…!」
翔と繋がったままゆっくりとそいつが振り返る。
「ふざけんなぁっ!!」
俺はそいつに殴りかかった。
佐伯「松本潤っ…!」
「翔から離れろっっ!」
俺はそいつを無理矢理ベッドから引き離す。
相葉くんが翔を守る様に抱き締めた。
佐伯「離せ!俺の翔っ…!」
俺の腕の中で男が暴れる。
「ぐっ…!」
その巨体との力の差は歴然で、男は俺から離れ、馬乗りにされた。
「げほっ…!」
佐伯「よくも俺の翔を…松本潤!殺してやる!殺す!」
首にぐいぐいと体重が掛かる。
一瞬俺の意識が薄れた。
智「松潤!」
りーだーの声がする…そう思った瞬間、俺にかかっていた体重がふっと軽くなる。
一気に俺の中に空気が入って来た。
「げほげほっ…」
首を押さえながら起き上がると…隣で男は完全に伸びていた。
智「松潤大丈夫か?」
「げほっ…りーだー…?」
智「大丈夫。暫く起きないから」
手を伸ばし、りーだーが俺を起こしてくれた。
雅紀「………」
相葉くんは…驚いた様に口を開けたままこちらを見ていた。
何が起きたんだ今…。
でも相葉くんの腕の中に居る翔が目に入った時、直ぐに現実に引き戻される。
「翔…!」
翔「………」
雅紀「早く警察…救急車呼ばなきゃ」
息はしてるものの…傷だらけの足…そして秘部からの出血と…あの男が出したものがシーツに滲み出て翔は悲惨な状態だった。
「翔…ごめんな…ごめん…」
小さくなったその翔の身体を抱き締めながら…俺は何度も呟いた。