君と僕の見ている風景
第21章 wound
ー翔sideー
潤が太陽を寝かし付けてる間に…俺はお風呂に入った。
お風呂と言っても…足の包帯が取れるまでは…お湯で身体を拭くだけ。
早く…温かい湯船に浸かりたい。
そう思いながら…寝室の扉を開く。
「あれ…」
潤は寝室には居なかった。
何処か行ってるのかな…。
そう思いながらベッドに腰掛けると扉が開き、潤が入って来た。
潤「翔ごめん。お水飲みに行ってたんだ」
「うん…」
ゆっくりと潤が近付いて来る。
「………」
心臓が…高鳴る。
あれ…。おかしい…これ…。
その瞬間…あの日の映像が…フラッシュバックした。
潤「翔?どうした?」
「っっ…!」
あいつが…あいつが俺に近付いて来る。
「こ…来ないで…」
潤「翔?」
「いや…!もう止めて!許して…!」
潤「翔どうした?俺だよ」
あいつが肩を掴んで抱き締めて来る。
荒い息が…耳に掛かる。
「いやっ!助けて!潤助けてぇっ!!」
また犯される…!助けて潤…!潤何処…!!
「はぁっ…はぁっ…くるし…」
息が出来ない…苦しい…。潤…助け…て…。
潤「翔!翔っっ!」
薄れゆく意識の中…潤が俺を呼ぶ声がいつまでも聞こえていた。
潤が太陽を寝かし付けてる間に…俺はお風呂に入った。
お風呂と言っても…足の包帯が取れるまでは…お湯で身体を拭くだけ。
早く…温かい湯船に浸かりたい。
そう思いながら…寝室の扉を開く。
「あれ…」
潤は寝室には居なかった。
何処か行ってるのかな…。
そう思いながらベッドに腰掛けると扉が開き、潤が入って来た。
潤「翔ごめん。お水飲みに行ってたんだ」
「うん…」
ゆっくりと潤が近付いて来る。
「………」
心臓が…高鳴る。
あれ…。おかしい…これ…。
その瞬間…あの日の映像が…フラッシュバックした。
潤「翔?どうした?」
「っっ…!」
あいつが…あいつが俺に近付いて来る。
「こ…来ないで…」
潤「翔?」
「いや…!もう止めて!許して…!」
潤「翔どうした?俺だよ」
あいつが肩を掴んで抱き締めて来る。
荒い息が…耳に掛かる。
「いやっ!助けて!潤助けてぇっ!!」
また犯される…!助けて潤…!潤何処…!!
「はぁっ…はぁっ…くるし…」
息が出来ない…苦しい…。潤…助け…て…。
潤「翔!翔っっ!」
薄れゆく意識の中…潤が俺を呼ぶ声がいつまでも聞こえていた。