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君と僕の見ている風景

第22章 friendship

ー翔sideー


「いらっしゃい…どうしたの今日は」


玄関を開けると笑顔の相葉くんが立っていた。


雅紀「うん。渡したい物があってさ。松潤と翔ちゃんが前向きになれるきっかけになれればってね。はいこれ」


「え…?」


相葉くんに渡されたのは…1枚のDVDだった。


「何これ…」


雅紀「松潤と見て?2人の歴史」


「ふた…」


雅紀「じゃあまたね。簡単に言っちゃいけないけど…皆待ってる。翔ちゃんの笑顔」


「………」


雅紀「じゃあまたね」


そして相葉くんは…部屋に上がらず出て行ってしまった。










潤「ただいま」


「お帰りなさい」


玄関で潤に抱き締められる。


相葉くんが帰ってから約1時間後。
潤が仕事から帰って来た。
潤の腕の中で…DVDの事を思い出す。


「潤…あのね…さっき相葉くんが来て…DVD…もらったんだけど…」


潤「DVD?」


「うん…」


潤「そう言えばこの間電話掛かって来てうちに来るって言ってたな。もしかしてそれだけ?」


「うん…どうなのかな…」


潤「気になるから…見てみる?」


「うん」


俺達はそのままリビングに移動して、さっき相葉くんから渡されたDVDをデッキに入れた。

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