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Starlight Kiss

第4章 翔の秘密

ーショウsideー


ゴウゴウと雨の音が響く中、言葉も無いまま俺はずっと相葉さんと抱き合っていた。


恋はしない。
そう決めていたのに。
舞が居れば他には何もいらないって…そう思ってたつもりなのに。


雅紀「ショウさん…俺…俺は…」


俺は先を遮る様に手で彼の口を押さえた。


「駄目…言わないで…」


雅紀「もが…」


相葉さんは驚いた顔で俺を見ている。


「俺達は…一緒に居るべきじゃない」


雅紀「………」


相葉さんが押さえていた俺の手を握り、俺を抱き寄せた。


雅紀「どうして…?」


「………俺達…同じ気持ちだから…だから一緒に居るべきじゃないんだよ…」


雅紀「何で…?おかしいよそれ…」


俺を抱き締める相葉さんの力が強まる。


「俺は…毎日何人もの男とセックスする仕事してるんだよ相葉さん…耐えられる?」


雅紀「それは…正直嫌だよ…でも!ショウさんは妹さんの為にやってるんだろ?だったら…俺は…耐えてみせる。貴方を支えたい」


「………」


雅紀「ショウさん…」


頷きたかった。
彼の言葉が嬉しくて…その言葉に甘えたかった。
でも俺は…。


雅紀「………ショウさん…」


彼の胸を押しながら、彼の腕の中から離れた。


「………ごめんなさい」


雅紀「………」


「俺は…出来ない。相葉さんに辛い思いさせたくない。俺なんかと…付き合って欲しくない」


彼の顔が見れない。
泣きそうな顔を見られたくなくて、俺はうつ向いた。


雅紀「………側に居たいって…思っちゃ駄目なの?それだけじゃ…駄目?」


「駄目…」


雅紀「どうしてだよ…確かに俺は…貴方の事まだ何も知らない…でも…こんなに…ショウさんだって…同じ気持ちなのに…」


「………相葉さん…」


顔を上げると…目の前には悲しそうな彼の顔。
彼から目が離せない。
もう…駄目だ。


「今夜だけ…今夜だけ側に居て…それで…明日…俺が起きるまでに出てって…それで終わりにしよう…」


雅紀「終わりなんて…!俺は…」


その先を遮る様に俺は彼に口付けた。


雅紀「しょ、さ…」


彼の首に腕を回し、角度を変えならキスする。


暫くキスをしていると、相葉さんがを抱えそのままゆっくりと俺を押し倒した。

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