Starlight Kiss
第1章 出逢い
ー雅紀sideー
「困ったな…」
俺はフロントの椅子に腰掛け、パラパラと渡されたファイルを流す様に見つめてた。
まさか太一先輩がこういう所知ってるなんて…驚いた。
でも…俺も性別はあまり気にした事無いけど…金で買うってのは…気が引ける。
男「好みの者は見つかりましたか?」
店長だろうか。太一先輩が話していた男性に声を掛けられる。
俺はファイルから視線を上げた。
「あ、いや…俺知らずに着いて来ちゃったんで戸惑ってて…」
店長「そうでしたか。さぞかし驚かれたでしょう。どうぞ」
微笑みながらテーブルに水を出される。
「あ、すみません。でも…綺麗な人達ばかりですね」
店長「ありがとうございます。気に入った者がいればいつでもどうぞ。前の方のページには新人達を載せてます。技量もまだまだの子達ですが…固定のお客様もそんなに着いてはいないし料金もリーズナブルですので…始めてのお客様にはお薦めですよ」
「そう、ですか…ありがとうございます」
促されるまま俺はページを最初の方に戻した。
確かに見た目も若いし…19800円…これで安いのか…。
「そう言えば…太一先輩が使命した人って確か…」
店長「カズですか?彼はうちの人気ナンバー2ですね。料金もそれなりに…」
店長の手が伸びページが、めくられると『ナンバー2』と書かれたページに彼の写真があった。
「うわ、たっか!」
料金…49800円。
「凄いですね…俺余計気が引けちゃった。でも…ナンバー2って事は…ナンバー1が居るんですよね?」
店長「はい。ショウと言います」
ページが1枚めくられる。
「………」
俺は色んな意味で言葉を失った。
料金78000円。
そのページに写ってる男性は…確かに唸る程の美形だった。
大きな瞳にふっくらした厚めの唇。手触りの良さそうな柔らかそうな髪。
「………何か…圧倒されますね…」
店長「皆様おっしゃられます。彼は…ダントツの人気でして。特に企業の重役の方や政治家の方等の固定のお客様が多くてその様な料金にさせて頂いてます。それでも使命が後を立ちません」
「そうなんですね…」
いつの間にか俺は…その写真の人物から目を反らせずにいたのだった。
「困ったな…」
俺はフロントの椅子に腰掛け、パラパラと渡されたファイルを流す様に見つめてた。
まさか太一先輩がこういう所知ってるなんて…驚いた。
でも…俺も性別はあまり気にした事無いけど…金で買うってのは…気が引ける。
男「好みの者は見つかりましたか?」
店長だろうか。太一先輩が話していた男性に声を掛けられる。
俺はファイルから視線を上げた。
「あ、いや…俺知らずに着いて来ちゃったんで戸惑ってて…」
店長「そうでしたか。さぞかし驚かれたでしょう。どうぞ」
微笑みながらテーブルに水を出される。
「あ、すみません。でも…綺麗な人達ばかりですね」
店長「ありがとうございます。気に入った者がいればいつでもどうぞ。前の方のページには新人達を載せてます。技量もまだまだの子達ですが…固定のお客様もそんなに着いてはいないし料金もリーズナブルですので…始めてのお客様にはお薦めですよ」
「そう、ですか…ありがとうございます」
促されるまま俺はページを最初の方に戻した。
確かに見た目も若いし…19800円…これで安いのか…。
「そう言えば…太一先輩が使命した人って確か…」
店長「カズですか?彼はうちの人気ナンバー2ですね。料金もそれなりに…」
店長の手が伸びページが、めくられると『ナンバー2』と書かれたページに彼の写真があった。
「うわ、たっか!」
料金…49800円。
「凄いですね…俺余計気が引けちゃった。でも…ナンバー2って事は…ナンバー1が居るんですよね?」
店長「はい。ショウと言います」
ページが1枚めくられる。
「………」
俺は色んな意味で言葉を失った。
料金78000円。
そのページに写ってる男性は…確かに唸る程の美形だった。
大きな瞳にふっくらした厚めの唇。手触りの良さそうな柔らかそうな髪。
「………何か…圧倒されますね…」
店長「皆様おっしゃられます。彼は…ダントツの人気でして。特に企業の重役の方や政治家の方等の固定のお客様が多くてその様な料金にさせて頂いてます。それでも使命が後を立ちません」
「そうなんですね…」
いつの間にか俺は…その写真の人物から目を反らせずにいたのだった。